ウイルスバスター for Home Network でセキュリティ上の問題(脆弱性)が検出された場合の対応方法ついてご案内します。
セキュリティ上の問題とは
デバイスのファームウェアやオペレーティングシステム(OS)、ソフトウェアなどプログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生した問題で、脆弱性(ぜいじゃくせい)やセキュリティホールとも呼ばれます。
この問題が放置されていると、外部から攻撃を受けたり、ウイルスの感染などの被害に遭う危険性があります。
ウイルスバスター for Home Network は、ホームネットワーク内にあるデバイスのセキュリティ上の問題(脆弱性)を確認できます。 デバイスでセキュリティ上の問題が検出された場合は、ご都合の良いタイミングで修正プログラムを適用していただくことを推奨いたします。
最新の修正プログラムへ更新すると、セキュリティの脆弱性の修正、バグの修正、新機能追加など、デバイスやホームネットワーク全体のセキュリティレベルの向上につながります。
検出時の対応方法
以下に「WannaryCry ランサムウェアの脆弱性」が検出された場合の対応方法を例として説明します。
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ウイルスバスター for Home Network アプリを起動し、検出されたイベントの通知を確認します。
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[推奨される処理] をタップして、セキュリティ上の問題(脆弱性)の詳細を確認します。
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サポートページに記載されている内容を確認して、検出されたデバイスで解決方法を実施します。
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再度 [安全性を確認する] をタップして、セキュリティ上の問題が検出されなくなるか確認します。
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問題が修正された場合は、「デバイスは保護されています」と表示されます。
「タイムライン」からも最新の検出状況を確認できます
検出を削除したい場合
解決方法を実施いただいても通知が繰り返し表示される、または何らかの理由で、検出されたイベントの通知を無視したい場合は、[後で行う]タップして [削除] することができます。
削除後、次回からウイルスバスター for Home Networkによって検出されなくなりますが、タイムライン上には残ったままの状態になります。
また、本体の「デバイスのスキャン」設定を変更することで、今後の「セキュリティ上の問題」のスキャンを「無効」にすることもできます。