概要
この脆弱性を利用することで、攻撃者が情報を入手したり権限昇格を行える可能性があります。
脆弱性の影響
下記の製品にて影響を受ける可能性があります。
ウイルスバスター クラウド (月額版含む)
- バージョン17.7
- バージョン17.0
また CVSS 3.0 によるスコアは次の通りです:
- CVSS(3.0) : 6.5
脆弱性が発生するプラットフォーム
Windows
攻撃を確認しているか
2022年8月10日現在、弊社では本脆弱性を利用した攻撃を確認しておりません。
対応方法・修正の確認方法
この脆弱性に対する修正は自動配信されています。
ウイルスバスター クラウドのバージョン17.7以降をご利用の場合は、次のバージョンになっていれば修正が適用されています。
- 17.7.1472 もしくはそれ以上の値
ウイルスバスター クラウドのバージョン17をご利用の場合は、次のバージョンになっていれば修正が適用されています。
- 17.0.1412 もしくはそれ以上の値
修正が自動的に配信されていない場合は、手動アップデートを実施してください。
古いバージョンをご利用中のお客さま
最新の脅威へ対応するため、弊社では常に最新バージョンをご利用いただくことを推奨しています。
ウイルスバスター クラウドの古いバージョンをお使いの場合は、最新バージョンへのバージョンアップをご検討ください。(現在の最新バージョンは17.8)
ウイルスバスター クラウドのバージョン確認方法およびバージョンアップ/アップデートの方法に関しましては、下記リンクをご参照ください。
タイムライン
2022年05月23日 (月) : 本脆弱性の製品Q&Aを公開しました。
関連情報
CVE番号
本問題に対する CVE 番号は次の通りです。
- CVE-2022-30703