パスワードマネージャーの制限事項(既知の問題)についてご案内します。
全OS共通
- セキュアメモ作成時、タイトルは最大半角「30」文字で、内容は「2,048」文字が入力できます。
- 各パスワードのメモ欄では、手動改行ができません。「150」文字が入力できます。
- 他のパスワード管理ツールおよびソフトウェアとの共存は動作保障していないため、サポート対象外となります。
- マスターパスワードを漢字・日本語で設定することはできますが、サポート対象外となりますので漢字・日本語は使用しないでください。
Android / iOS 共通
- セキュリティ強化のため、モバイル環境のセキュアブラウザ(ログイン用ブラウザ)でドメイン情報を入力して検索する際に、接続先のサイトが HTTPS に対応していない場合、サイトの表示をブロックします。
- 1つの Web サイトに2つ以上のパスワードを保存している場合、ダークウェブモニタリング機能のパスワードチェック機能は最後のパスワードのみチェックします。
※例:2つのパスワードを保存している場合は、「パスワード2」が流出しているか確認します。 - メールアドレスはネーミング規格(RFC規格)に違反している場合は、検証コードが届かないため、 ダークウェブモニタリングで監視する情報に追加することができません。
※RFC規格に違反している例
123.abc..789@trendmicro.co.jp (ドットが連続している)
123abc789.@trendmicro.co.jp(ドットが「@」の直前にある)
Android
- Android OSのスマートフォンに搭載した指紋認証センサーがディスプレイ内指紋センサー(画面内指紋認証)の場合、パスワードマネージャーのログインアシスタント機能を指紋認証でロック解除できない可能性があります。
※パスワードマネージャーアプリは画面内指紋認証でロックを解除できます。
関連リンク
- パスワードマネージャーにはパスワードなどの重要情報が保存されており、情報漏えいを防ぐため、スクリーンショットが撮れません。
- Androidの一部デバイスは省電力機能などでアプリを強制終了させることがあります。
パスワードマネージャーをこれらの機能により強制終了させると、ログインアシスタント機能に必要な権限設定はOFFになってしまうので、ログインアシスタント機能は利用できなくなります。
この問題が発生したデバイスをご利用の場合は、代替案として自動入力サービスをご利用ください。
Windows / Mac 共通
- セキュリティ強化のため、Webブラウザを閉じて再度開く際に、マスターパスワードを求められます。
- Web サイトのログインが失敗した際に、パスワードを保存するか、とメッセージが表示される場合があります。その場合、「✕」ボダンをクリックして、再度、ログインしてください。
- Web サイトにログインした際に最初に入力した情報を ID アカウントとして認識されます。(例:支店コード/お客様番号/クレージットカード会員の会員 ID)
同じ支店コードの下に複数の口座番号やカード情報を持つ場合、口座番号が異なっていても、支店コードが同じであれば同じ ID アカウントとして認識され、口座番号がパスワードとして認識されて上書きされます。
そのため、同じアカウントに対して、複数のログイン情報が自動登録できません。
本現象が発生した場合は、パスカードメモまたはセキュアメモで複数のアカウントを保存することをご検討ください。
Windows
- Internet Explorer のドキュメントモードが Internet Explorer 8 以下の場合、パスワードマネージャーが動作しません。Internet Explorer 9 以上の環境で利用してくだい。
- Internet Explorer 上のパスワードマネージャーアイコンは、お気に入りバーやコマンドバーへ移動できません。
- セキュリティ強化のため、セキュアブラウザでは各ブラウザの拡張機能には対応していません。
(例:Adobe Flash、Adobe Readerなど) そのため、セキュアブラウザではPDFファイルが閲覧できません。
拡張機能を利用する場合は、セキュアブラウザ以外のブラウザ (Internet Explorer、Firefox、Chrome、Safari など)を利用してください。