ウイルスバスター クラウドの検索方式(スマートスキャン)についてご案内します。
ウイルスバスター クラウドには検索方式としてスマートスキャン機能が搭載されています。
これはパターンファイルの大半をクラウド(インターネット)に配置して、ネットワークを経由してそれを利用することによって、常に最新の防御情報でクライアント上のセキュリティ対策を実現する検索技術のことです。
スマートスキャンには以下のようなメリットがあります。
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パターンの大半をクラウド上にあるトレンドマイクロスキャンサーバに置くことにより、クライアントは最小限のパターンのみ使用するため、メモリ使用量やCPU負荷などを長期的に抑制、低減できる。
<従来型スキャンの場合>
マルウェアの増加に伴いパターンファイルが継続して肥大化するため、パターンファイルが大きくなるのに比例してメモリ使用量やCPU負荷も増加し続ける。 -
パターンの大半はスキャンサーバでのみ更新されるため、クライアントは必要最小限のパターンのアップデートとスキャンサーバへの問い合わせにより、ダウンロード、配布にかかるネットワーク負荷を長期的に抑制、低減できる。
<従来型スキャンの場合>
一定時間内に登場するマルウェアが増加するにつれパターンアップデートは継続して大きくなるため、更新毎のダウンロード、配信におけるネットワーク負荷も増加し続ける。