概要
この脆弱性により、攻撃者によりローカル特権昇格が行われる可能性があります。
本脆弱性を悪用するには、攻撃者が対象のシステムでアクセス権とユーザ権限を取得していることが必要となります。
脆弱性の影響
下記の製品にて影響を受ける可能性があります。
ウイルスバスター クラウド (月額版含む)
- バージョン17.0
また CVSS 3.0 によるスコアは次の通りです:
- CVSS(3.0) : 7.8
脆弱性が発生するプラットフォーム
Windows
攻撃を確認しているか
2021年12月7日現在、弊社では本脆弱性を利用した攻撃を確認しておりません。
対応方法・修正の確認方法
下記ページよりウイルスバスター クラウドの最新プログラムをダウンロードし、インストールを行ってください。
この脆弱性はインストール時にのみ影響があるため、既にウイルスバスター クラウドをインストール済みの場合は、対応の必要はありません。
古いバージョンをご利用中のお客さま
最新の脅威へ対応するため、弊社では常に最新バージョンをご利用いただくことを推奨しています。
ウイルスバスター クラウドの古いバージョンをお使いの場合は、最新バージョンへのバージョンアップをご検討ください。
ウイルスバスター クラウドのバージョン確認方法およびバージョンアップ/アップデートの方法に関しましては、下記リンクをご参照ください。
タイムライン
2021年05月21日 (金) : 本脆弱性の製品Q&Aを公開しました。
2021年12月7日 (火) : 本脆弱性の製品Q&Aの情報を更新しました。
関連情報
CVE番号
本問題に対する CVE 番号は次の通りです。
- CVE-2021-32460