ウイルスバスター クラウドをインストール済みの環境で、「ブラウザ通知ブロッカー」で不審なブラウザ通知を停止する方法についてご案内します。
ブラウザ通知ブロッカーとは
Google Chrome と Microsoft Edge のブラウザ通知設定をスキャンし、安全性評価が危険/不審/未評価の Web サイトからの通知を無効にするツールです。
以下の環境で不審なブラウザ通知を無効にしたい場合、一般的な対処方法をご参照ください。
- パソコンにウイルスバスター クラウドをインストールしていない場合
- パソコンにウイルスバスター クラウドをインストール済みで「Firefox」をご利用の場合
- Mac / Android / iPhone・iPad をご利用の場合
利用方法
- このツールを実行すると Chrome / Edge が自動的に終了します。Chrome / Edge で作業途中の場合は作業を終わらせてから、ツールを実行してください。
- 決済保護ブラウザをご利用中の場合、このツールを実行すると、決済保護ブラウザも自動的に終了します。
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以下のボタンよりブラウザ通知ブロッカーをダウンロードします。
- ブラウザ通知ブロッカー
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ダウンロードした「VB2021_1700_win_jp_UnwantedNotificationBlockerFb_hfb****」をダブルクリックします。
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ユーザアカウント制御の画面が表示される場合、「はい」をクリックします。
ご利用のOSバージョンによって画面が異なる場合があります
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ファイルが解凍されます。
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次の画面が表示されたら「はい」をクリックします。
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黒い画面が表示され、Chrome と Edge の通知設定をスキャンします。
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スキャンが完了し、自動的に画面が切り替わるまでそのままお待ちください。
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次の画面が表示されたら、「OK」をクリックします。
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スキャン結果を記載したテキストファイルが自動的に開きます。
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テキストファイルからツールの実行結果を確認できます。
ブラウザの通知設定に危険/不審/未評価の URL がない場合
「No security risks found in your browser's notification settings.」と表示されます。お使いの Chrome と Edge の通知設定に危険/不審/未評価の URL はありません。
ブラウザの通知設定に危険/不審/未評価の URL があり、通知設定をブロックに変更した場合
「Security risks found. Trend Micro has blocked the following websites from sending you notifications」と表示されます。お使いの Chrome と Edge の通知設定にある危険/不審/未評価の URL をブロックしました。
テキストファイルは以下の場所に生成されます。
ファイルの保存場所
- C:\Program Files\Trend Micro\AMSP\debug\
ファイル名の例
- スキャンおよびブロック結果のファイル:NotificationScanner_report_xxxxxx.txt
- ログファイル:NotificationScanner-xxxx-xx-xx.log
- ソフトウェアと拡張機能リストファイル:NotificationScanner_feedback_xxxxxx.txt
※「x」は数字になります。
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パソコンを再起動します。
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パソコンを再起動した後、通常通りご利用いただき、不審なブラウザ通知が表示されないことをご確認ください。
ブラウザ通知ブロッカーが収集する情報について
ブラウザ通知ブロッカーは以下の情報を使用します。
- ウイルスバスター クラウドの SPN GUID
- Chrome と Edge のブラウザ設定ファイルパス
- Chrome と Edge で有効になっている通知の URL リスト
- 上記 URL の安全性評価結果
- ご利用環境にインストールされているソフトウェアのリスト
- Chrome と Edge にインストールされている拡張機能のリスト
- OS のバージョンと言語
- wpndatabase.db からの raw 通知のペイロード
不要なブラウザ通知の再発防止について
ブラウザで Web サイトを閲覧していると、ブラウザ通知の許可を求めるポップアップが表示されることがあります。
ポップアップの表示元の Web サイトについて確認し、通知を受け取りたい場合のみ通知を許可してください。
お問い合わせ窓口
本件に関してご不明点などがございましたら、サポート窓口へお問い合わせください。