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パソコン(Windows)で Web サイトを閲覧している際に、突然「ウイルスが検出されました」、「セキュリティシステムが破損しています」といったメッセージが表示された場合の対処方法をご案内します。


警告メッセージの例
  • あなたのコンピュータでウイルスが検出されました
  • Windows セキュリティシステムが破損しています
  • ○のハッキングの試みがあなたの Windows PC 上で検出されました
  • 警告!あなたは Windows ドライバを更新していません。
  • お待ち下さい お使いのコンピュータは安全が確保されていません
警告画面の例
Windowsでウイルス感染の警告画面(偽警告)

パソコンに表示される警告画面の正体ー偽警告(フェイクアラート)

上記のようなメッセージは「偽警告(フェイクアラート)」と呼ばれます。ユーザーの不安を煽ることで、個人情報や金銭をだまし取る詐欺の可能性が高いです。

これらの警告が表示された場合、メッセージの内容に従わずに、警告を無視してください。


偽警告への対処方法

偽警告が表示された場合、画面上のボタンをクリックせず、以下の対処を行ってください。

ご利用のブラウザ(Chrome や Edge など)を閉じます。
閲覧データを削除します。

何度も偽警告が繰り返し表示される場合は、キャッシュデータを削除し、ブラウザの設定をリセットしてください。

※ブラウザの操作方法の詳細についてはサービス提供元にお問い合わせください。なお、ブラウザの設定をリセットする場合、ブラウザで保存していたお気に入りやパスワードも削除される場合があります。

パソコンを再起動します。
ウイルスバスター クラウドでパソコンをスキャンします。

セキュリティソフトにウイルスを検出する機能が備わっています。そのため、もしウイルスに感染していないか心配である場合は、ウイルスバスター クラウドでパソコンをスキャンしてください。

スキャンした結果、何も検出されなければ、ご利用のパソコンは安全な状態となります。


偽警告にだまされてしまった場合の対処方法

フェイクアラートに従ってしまった場合、以下の対処を行ってください。

ソフトウェアをインストールしてしまった場合

不審なソフトウェアをアンインストールします。


個人情報を入力してしまった場合
  • アカウント ID やパスワードを入力してしまった場合、パスワードを変更してください。
  • クレジットカード情報を入力してしまった場合、お使いのクレジットカード会社に連絡し、対処方法を相談してください。

詳細な対応については、詐欺メールや詐欺サイトの情報に騙されてしまった際の対処方法をご参照ください。


偽警告と本物の警告の見分け方

偽警告は次のような特徴があります。

  • サイトを閲覧している際に、ブラウザ上に警告が表示される
  • 不安をあおり、不自然な解決法を提示する ※ソフトウェアのダウンロードや個人情報の入力を促す
  • 日本語に不自然な箇所がある場合がある
  • 不安を煽るような「ピーッ」という甲高い警告音も同時に発生する場合がある

一方、正規のセキュリティアプリや OS の場合、不審なサイトやソフトウェアを検出した通知を表示するのみで、ソフトウェアのダウンロードや外部への連絡を促すことはありません。

これらの違いに注意し、本物の警告かどうかを確認してください。


ウイルスバスター クラウドや Windows からの警告例
■ウイルスバスター クラウドからの通知例
■ Windows からの通知例

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