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CVE-2020-15603における脆弱性の概要、および、対処方法についてご案内します。

この問題に対する修正はすでに配信されています。
問題の詳細および修正の確認方法については下記内容をご確認ください。

概要

この脆弱性により、特定のドライバが無効なアドレス上でシステムコールを行うことによって、システムをクラッシュさせる可能性があります。


脆弱性の影響

下記の製品にて影響を受ける可能性があります

ウイルスバスター クラウド (月額版含む)

  • バージョン16
  • バージョン15

また CVSS 3.0 によるスコアは次の通りです:

  • CVSS(3.0) : 6.0

脆弱性が発生するプラットフォーム

Windows


攻撃を確認しているか

2020年07月16日現在、弊社では本脆弱性を利用した攻撃を確認しておりません。


対応方法・修正の確認方法

この脆弱性に対する修正は自動配信されています。

ウイルスバスター クラウドのバージョン16をご利用の場合は、次のバージョンになっていれば修正が適用されています。

  • 16.0.1370 もしくはそれ以上の値

修正が自動的に配信されていない場合は、手動アップデートを実施してください。

古いバージョンをご利用中のお客さま

最新の脅威へ対応するため、弊社では常に最新バージョンをご利用いただくことを推奨しています。
ウイルスバスター クラウドの古いバージョンをお使いの場合は、最新バージョンへのバージョンアップをご検討ください。

ウイルスバスター クラウドのバージョンの確認方法およびアップデートの方法に関しましては、下記リンクをご参照ください。


タイムライン

2020年07月16 (木) : 本脆弱性の製品Q&Aを公開しました。


関連情報

CVE番号

本問題に対する CVE 番号は次の通りです。

  • CVE-2020-15603
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