ウイルスバスター モバイル (iOS/iPadOS) スキャン実施後、「○件の確認が必要です」と表示される際の設定方法についてご案内します。
「○件の確認が必要です」について
ウイルスバスター モバイルの「スキャン」機能は、端末の安全性確認、設定が必要な機能の確認を行います。スキャンを行った後、端末の状態によって「○件の確認が必要です」と表示される場合があります。
お使いの端末を保護するために、画面の指示に従って各機能の設定をしてください。
「○件」の数字は、お客さまの端末や機能の設定状況により異なります。
画面例
設定方法
「○件の確認が必要です」をタップすると確認必要な項目は機能の種類ごとにタブで分かれています。
各項目の設定方法について、以下をご参照ください。
以下内容についてお使いの端末や設定状況によって、画面・操作は実際とは異なる場合があります。
「セキュリティ」タブ
機能説明
Web サイトの安全性を常に判定し、不正なサイトを自動でブロックできます。
設定方法
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[設定] をタップします。
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[Web 脅威対策の有効化] をタップします。
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画面上部の黒いメッセージをタップします。
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[許可] をタップします。
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パスコード/ Touch ID / Face ID の入力が求められる場合があります。
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中心の丸いマークが緑色に変わり、「VPNオン」と表示されていることを確認できれば「Web 脅威対策」の有効化は完了です。
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機能説明
不明な送信元からメッセージを受信した場合に、安全ではない Webサイトや詐欺サイトへのリンクが含まれていないかをチェックし「迷惑メッセージ」へ振り分けを自動で行います。
設定方法
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[設定] をタップします。
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表示されない場合、「Web脅威対策」を有効化した後に再度スキャンボタンを押してスキャンしてください。
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[SMSフィルタリングを有効にする]、[SMSの報告を有効にする] のボタンをそれぞれ押して手順を開き、画面左上の で戻ります。
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「確認が必要な項目」からの表示を無くすために「SMSフィルタリングを有効にする」、「SMSの報告を有効にする」のボタンをそれぞれ押す必要があります。
詳細な手順を以下で説明するため、画面内の細かな手順説明をお読みいただく必要はありません。
また、「詐欺メッセージ対策」は設定アプリから設定する必要があります。以下の手順を参照にして、設定してください。
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ウイルスバスター モバイル
を閉じて、設定
をタップします。
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[メッセージ] → [不明な送信者および送信メッセージ] をタップします。
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[ウイルスバスター] → [有効にする] をタップします。
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iOS14以上の環境では画面上部の「不明な差出人をフィルタ」を先に有効にする必要があります。
この設定が有効になっていない場合、「ウイルスバスター」の項目がグレーアウトして選択できません。
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画面左上の を2回押します。
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[電話] → [SMS/通話の報告] をタップします。
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[ウイルスバスター] → [有効にする] をタップします。
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「SMSフィルタリング」と「SMSの報告」が有効となりました。
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メッセージ
を起動すると、「迷惑メッセージ」タブが追加されています。
危険なメッセージはこのタブへ振り分けます。
「迷惑メッセージ」に振り分けられず、迷惑メッセージが着信した場合
メッセージのスレッドの下に [メッセージを報告] をタップして迷惑メッセージの報告をお願いします。
報告機能について
- 報告後に報告完了といった旨のメッセージ等は表示されない仕様となっています。
- 報告機能は、今後の製品機能向上のために、お客様からトレンドマイクロにフィードバック情報をご提供いただくことを目的に追加された機能です。
報告後、該当のメッセージ等がブロックされないことがあります。
「詐欺メッセージ対策」機能の説明と使い方
「プライバシー」タブ
機能説明
iOS 標準搭載のカレンダーアプリのカレンダーイベントに不審なリンクが含まれていないかをスキャンし、検出します。
検出したイベントはまとめて削除できます。
設定方法
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[設定] をタップします。
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お客さまにとって不要な場合、[次回から表示しない] をタップしていただくことで設定をスキップできます。
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[カレンダースパム対策をオンにする] をタップします。
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カレンダーへのアクセス許可が求められるため、[OK] をタップすれば設定完了です。
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カレンダーのスキャンが自動的に開始します。
機能説明
携帯端末紛失時に位置情報の取得やアラームを鳴らすことにより、捜索を補助できます。
設定方法
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[設定] をタップします。
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お客さまにとって不要な場合、[次回から表示しない] をタップしていただくことで設定をスキップできます。
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[次へ]をタップします。
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[位置情報] → [常に] をタップします。
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左上の「◀ウイルスバスター」をタップして、「位置情報を取得しました」と表示されていれば設定完了です。
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モバイルデバイスの捜索に関しては、「盗難/紛失時の対策 Web」から可能です。
機能説明
Facebook / Twitter 設定をチェックし、プライバシーの観点でおすすめの設定へ簡単に変更できます。
設定方法
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[ログイン] をタップします。
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Facebook / Twitter をご利用でないなど、お客さまにとって不要な場合は [次回から表示しない] をタップしていただくことで設定をスキップできます。
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Facebook / Twitterをタップし、Facebook / Twitterにログインします。
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Facebook/Twitterのプライバシー設定チェックが始まります。
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推奨設定がある場合、中央部の [設定を変更する]、もしくは各項目をタップし、設定を変更できます。
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- 中央部の「設定を変更する」:
すべての設定を一括で変更します。 - 各項目:
各項目の詳細を確認して設定を個別に変更します。
- 中央部の「設定を変更する」:
「ステータス」タブ
機能説明
モバイルデータ通信、ローミング、Wi-Fi ごとに通信量をチェックできます。また、指定した通信量の超える前に通知できます。
設定方法
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[設定] をタップします。
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お客さまにとって不要な場合、[次回から表示しない] をタップしていただくことで設定をスキップできます。
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[設定]
をタップします。
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[データプラン] をタップします。
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データ使用量の月ごとの上限を設定します。
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データプランの上限がある場合
- [定額プラン] のスライドボタンをオフにします。
- データプランの上限を設定します。
データプランの上限がない場合
[定額プラン] のスライドボタンをオンにします。
- [定額プラン] のスライドボタンをオフにします。
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「通信量のチェック」の画面で設定した上限を超えているかが確認できます。
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お客さま環境によっては以下の「確認が必要な項目」も表示される可能性があります。
- Wi-Fi 接続の安全性チェック
Wi-Fi 接続の安全性チェックがオフになっているか、リスクある Wi-Fi に接続しているときに表示されます。
本機能を引き続き利用する場合、Wi-Fi 接続の安全性チェックをオンにしてください。 - 携帯電話のパスコード
端末のパスコードが設定されていない場合に表示されます。
パスコードを設定することを推奨します。 - 通知の権限設定
ウイルスバスター モバイル(iOS)の通知の権限がオフになっている場合に表示されます。
Web サイトのブロック時などセキュリティリスクを通知でお知らせするため、通知をオンにすることを推奨します。
お客さまにとって不要な場合、[次回から表示しない] をタップしていただくことで設定をスキップできます。
お問い合わせ窓口
本件に関してご不明点などがございましたら、サポート窓口へお問い合わせください。