新型コロナワクチンの接種に便乗した詐欺にご注意ください。
大規模接種センターをかたったメールが不特定多数に送りつけられ、コロナワクチン情報サイトに偽装してクレジットカード番号などの個人情報を入力させるフィッシング詐欺が2022年4月に再び確認されています。
実際のワクチン接種は無料であり、本人確認をクレジットカードで行うこともありませんのでご注意ください。
また、弊社にて確認された詐欺サイトに関しては、弊社製品の機能にて検出・ブロックするよう順次対応しております。
日本で実際に確認されている具体例
- 「自衛隊 大規模接種センターの概要 予約サイト案内」というメールが届いた
- 「ワクチン接種の優先順位を上げる」というメールが届いた
- 「ワクチンを優先的に接種できる」と市役所を騙る職員から電話があった
- 新型コロナワクチンの関連で個人情報を尋ねる電話があった
- 「新型コロナウイルス予防ワクチン無料予約受付中」というSMSが届いた
フィッシングメールの例
偽サイトの例
偽サイトのURL例
- https://●●●●●●.cn/
- http://www.●●●●●●●●●●●●●●.xyz/
※厚生労働省が開設している公式のサイトURLは (https://v-sys.mhlw.go.jp/) となります。
偽サイトの表示例
厚生労働省が開設している公式サイト上では、このような画面で個人情報の入力を求められることはありません。
※パソコン環境で画像をクリックすると拡大表示されます。
カード番号などの個人情報を伝えてしまった場合
不審な電話番号の相手に個人情報を伝えてしまったり、既に金銭の被害にあってしまったときは、被害を最小限に留めるための対応が必要です。下記のリンクページの内容を参考に、状況にあわせた対応を行ってください。
また、相手から遠隔操作などのソフトウェアの利用を促されてインストールした場合は、該当のソフトウェアをアンインストールしてください。
製品での対応について
弊社にて確認された偽メールに関しては、詐欺メールとしてウイルスバスター クラウドの「詐欺メール対策」や「迷惑メール/
詐欺メールの判定」機能にて検出するよう順次対応しております。
なお、不審なメールが検出されるようにするには該当の機能を有効にする必要があります。手順の詳細につきましてはページ下部の関連リンクからご参照ください。
また、弊社にて確認された詐欺サイトに関しては、ウイルスバスター クラウドの「Web脅威対策」機能にて検出するよう順次対応しております。各機能の詳細につきましては関連リンクからご参照ください。
もし当該機能で検出されず、サイトの真偽を確認したいといった場合はトレンドマイクロのサポート窓口までご相談ください。